公立中高一貫校に“地頭”で挑んだ、わが家の逆転ストーリー
🌸 はじめに
「中学受験=長年の塾通いと偏差値勝負」
そう思っていた私たち親子が、本格的な塾通いたった4ヶ月で合格できたのは、決して偶然ではなかったと今は思います。
実際、模試では下位(下から数えた方が早い)成績だった娘が、中高一貫校に合格できた背景には、
- 家庭での思考力を育てる関わり方
- 合格するための「捨てる力」と「戦略」
- そして、当日に力を出し切る精神力
がありました。
🧠 家庭で取り組んだこと
1. 家庭の「会話」が最大の思考力トレーニング
- 毎日の会話に答えを与えない。「どう思う?」「なぜ?」を繰り返す
- ボードゲームやしりとりで“条件”をつけて遊びながら思考訓練
- 勉強漬けにはせず、睡眠は9時間しっかりとる
2. 作文対策は「筋道」と「理由」
- 「意見 → 理由①② → まとめ」の型だけを整理
- 美しい表現より、筋道が通っているかを最重要に
(実際表現は話し言葉になってしまっていたり・・もちろん減点対象にはなります・・) - 初回の作文講座では1文字も書けず→家庭で数回練習し、自分の意見を書けるように
⏰ タイムマネジメントと見極め力が勝敗を分けた
1. 「全部解けなくていい」という戦略もともと入試は満点をとるものではないと説明。
- 難しい問題は“見切り”をつける
- 確実に取れる問題に時間をかける
- 落とせない問題をミスしない=最大の戦略
2. 普段から時間を意識した練習
- どの問題にに何分残すか、逆算する練習
- 難問にかける上限時間を決めておく
- 配点に敏感になり、「この問題は取るべき」を意識
(試験には配点が載っていましので)
🧘♀️ 精神力の重要性
娘は新体操で舞台慣れしていたため、
- 試験当日も「行ってきます〜」とリラックス
- 緊張に飲まれず、普段通りの力を出せた
本番で力を出すには、勉強以外の体験が武器になることもあると実感しました。
📉 最終模試の成績とそのギャップ
- 最終模試ではギリギリ合格圏(ボーダーライン上)
- 模試結果の到着は入試数日前(笑)
- それでも受かったのは「試験戦略」と「運」もあったから
🍀 「最後は運もあった」と思っています
夫は「運なんて関係ない、実力が全てだ」と言いますが、
私と娘は「正直、運もあった」と思っています。
- 得意なタイプの問題が出た
- 作文テーマが“経験談を活かしやすい内容”だった
(本当に実体験したことが出ました) - 完璧には仕上げていなかったけれど、合格ラインに届いた
また娘の受験年度は、例年の問題と大きく傾向が変わったようで
それが大きく合否を分けたのではないと思っています
📝 もちろん、トップ層も多数合格しています
倍率が高いため、ずっと合格圏内だったトップ層でも多くが落ちたと聞きます。
ですが、元々狭き門であり、実際にはしっかりと結果を出しているトップ層の子もたくさんいます。実際クラスメイトでも模試10位以内だったなんて話はチラホラあるようです。
「トップでも戦略と精神力が必要な試験」だということを実感しました。
📖 最後に
これはあくまでも一つの家庭の体験談です。
ですが、「こんなケースもある」と知ってもらうことで、
- 受験まで時間がないご家庭の希望
- 時間に余裕のあるご家庭の家庭学習のヒント
になればと思っています。
この投稿が、どこかで誰かの不安を少しでも和らげられたら嬉しいです☺️
次回は、中高一貫校に対応する力が爆伸びした実際に使っていた問題集をご紹介します⭐️


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