【中学受験】小6年からでも間に合う?国公立中高一貫校受験② 模試結果と娘が苦戦した算数、思わぬ得意科目

📌 8月末の公開模試:現実を突きつけられる

娘が最初に受けた模試は、国公立中高一貫校の適性検査ではなく、私立中学向けの公開模試でした。この模試は、知識の正確な定着度を問う内容が中心で、特に算数は速く正確に解く力が求められました。

結果は厳しく、
✅ 算数は時間内に最後まで解ききれず、得点も低かった
✅ 国語は記述の採点基準が厳しく、思ったより点数が取れなかった
✅ 合格可能性はかなり低い判定で、下から数えた方が早い状況

塾の先生からは、「公開模試の結果次第では入塾をお断りすることもある」と言われていましたが、幸いにも入塾は許可されました。娘と話し合い、「この学校に行きたいなら、本気で取り組もう」と決意しました。



📌 11月末の適性検査模試:ギリギリ合格可能圏に

公開模試の結果を受けて、基礎固めをしながら適性検査型の勉強に切り替えました。その結果、11月末の適性検査模試では「ギリギリ合格可能圏内」まで成績が伸びました。
※適性検査型の模試は国語、算数、作文です

成長のポイント
✅ 適性検査の記述・思考力を問う問題形式に慣れた
✅ 算数の思考力を鍛える学習を開始
✅ 作文や記述問題の型を意識して、得点が安定

特に、適性検査と公開模試の違いを理解し、適性検査向けの勉強に切り替えたことが大きなポイントでした。公開模試はあくまで弱点を把握するためと割り切り、点数にはこだわらないようにしました。

📌 苦戦した「算数」:思考力が試される

娘が最も苦戦したのは算数でした。
適性検査の算数は、一般的な計算問題とは異なり、計算力よりも思考力が問われる問題が多いのが特徴です。

適性検査の算数では、
✔ 「条件整理」 → 問題文の情報を適切に整理する力
✔ 「論理的思考」 → 筋道を立てて考え、途中過程を記述する力
✔ 「試行錯誤」 → 複数のアプローチを試して解法を見つける力

娘はもともと算数が得意でしたが、「解答のプロセスを示す力」が不足していたため、当初、適性検査型の問題に対応できず苦戦しました。

対策として、
✅ 途中式を詳しく書いて、思考の流れを整理する習慣をつける
✅ 「なぜこの解法になるのか?」を自分で説明する練習をする
✅ 図や表を活用して、情報を視覚的に整理する


このように、正解を出すことよりも「考え方をしっかり表現すること」に重点を置いた学習にシフトしました。


📌 意外と苦労しなかった「作文」

一方、難しいかもしれないと思っていた作文は、意外とスムーズに進みました。
適性検査の作文では、
✅ 「自分の意見を論理的に述べる力」
✅ 「資料を活用しながら、筋道を立てて説明する力」
✅ 「簡潔で明確な表現力」
が求められます。

娘は、漢字のミスや細かい表現の誤りはあったものの、それは大きな問題にはならず、比較的スムーズに対策を進められました。

作文では、

• 「結論→理由→具体例」の構成を意識する
• 長すぎず簡潔な表現を心がける
• 資料を活用する問題は、客観的な事実を整理する練習をする

このように、文章の型を理解して練習することで、得点を安定させることができました。

短期間での成長のポイント
📌 適性検査型の模試を受け、試験の特徴を知ることが重要
📌 算数は「計算力」ではなく「思考力」を鍛える対策が必要
📌 作文は「型」を意識し、論理的にまとめる練習をする
📌 模試の結果を分析し、間違えた問題の解き直しを徹底する

特に、「適性検査」と「一般の公開模試」では求められる力が異なることを理解し、適性検査に特化した対策にシフトできたのが成功の要因でした。

📝 次回予告:「入塾2か月で退塾?!意外と見落としがちなこと」
これは今回の合格の大きな要因ともいえます。

これについてお伝えします。


その後のシリーズでは
「短期間で合格するための具体的な学習戦略」
「短期間で成績を伸ばすための勉強法」
「受験前からの習慣づくり」
「受験生と親子関係」

などを詳しく紹介します!

※プライバシーの観点から、国立中高一貫校、公立中高一貫校と区別せず、国公立系中高一貫校と表記しています。

次回もぜひご覧ください!♡

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